〜兵教連広報部〜

    
                                                                      

組織に関するご質問

Q1  兵教連はどんな組織? 

 県下の公立学校に勤める教職員で構成されており、現在は小・中・高・養護学校の教 諭と事務職員が参加しています。「兵庫教育の正常化」を旗印に県民の期待に応えるべく活動している団体で、「美しい日本人の心を育てる教育の創造」をスローガンにしています。 

Q2
 具体的な活動内容は? 

神戸で定例会や執行行部会を開いています。そこでは教育問題や日頃現場で直面する勤務上の課題を話題としています。その結果をまとめ、必要に応じて県教委・市教委へ申し入れ・要求を行っています。また、上部団体全日教連の活動に参加しています。定期大会、全国教研、青年フォーラム、教育シンポジウム、中部近畿ブロック会議、海外研修など年間の様々な行事に会員を派遣しています。

Q3 会費はどれくらい? 

 勤務年数に関わりなく月額二千円を年度当初に一括または半年に分けて納めて頂いています。会費は会議費や交渉にかかる交通費、新聞発行など実質的なことに用いられます。緊急のカンパ徴収は一切ありません。会員に経済的な負担をかけないことがモットーです。

Q4
 政党との関係は? 

 憲法や教育基本法に示された教育の政治的中立性を堅持し、教職員団体としてはあらゆる政党と是々非々の立場でおつきあいをしています。ただし、兵教連の理念をご理解いただき、教育正常化活動を積極的に支援して下さる政党とは情報交換会や研修会をもち、さらに必要な場合には議会を通じた私たちの要求実現にご尽力を頂いています。
  会員個人の政治信条を尊重し、教育現場での政治活動に類する行為は組織としては行いません。 


Q5
 兵教連の教職観は? 

 人づくりの仕事には品物の生産とは違って、民族の存亡に関わる重大な責任があります。したがって、教職は単に労働者とは割り切れない、高い倫理性と専門性と使命感が要請されると考えています。

Q6
 文部省・教育委員会をどうとらえますか? 

 議会制民主主義の下で国民の総意の表れとして議会の信託を受けた機関であると考えます。私たちは、現場で直接教育にたずさわる者として、その教育施策の是非を検討し対処していきます。対立抗争の相手としてではなく、あくまでその立場を尊重する姿勢でのぞみます。 

Q7
 全国に仲間はどれくらい? 

 兵教連の上部団体は、全日本教職員連盟(全日教連)といいます。全国三十六の教職員団体、約四万五千名より構成され、栃木、徳島、香川、山口など組織率が80%を超えている地域もあります。 

教育観・世界観に関するご質問

Q8 天皇・皇室をどうとらえますか。

日本国憲法第一条は、天皇を日本国の象徴・日本国民統合の象徴と規定し、この地位は主権をもつ日本国民の総意に基づくものとしています。わたしたちはこの条項を尊重したいと思います。我が国は天皇・皇室を.中心に麗しい伝統的文化を築き上げてきたのであり、また国民と皇室とは相互の信頼と敬愛の精神で結ばれてきました。この意義をしっかり伝えたいと思います。 

Q9
 兵教連の平和教育は? 

「平和」と「厭戦」とは違います。私たちは平和を守るためにはどうすべきかを教えたいと思います。ただ“教え子を戦場に送るな!”などと、「戦争反対」のイデオロギーを振りかざすだけの教育であってはなりません。湾岸戦争や阪神淡路大震災・ペルー人質事件など「危機管理」の重要性がますます叫ばれていますが、こういったことに今後の平和教育の在り方のヒントが隠されていると思います。 

Q10
第九条や自衛隊についても教えて 

憲法第九条の「戦争放棄」そして平和愛好の精神は、これをしっかり教えたいと思います。また、侵略のための軍隊は持つべきでないのは当然でしょう。しかし、国民の人権や経済的繁栄を守るためには、まず国家を守られねばなりません。この意味で、自衛隊はその役割を担う重要な組織であると考えます。特に私たちの兵庫県では大震災の折、自衛隊の方々の献身的な働きによって、多くの命が救われました。自衛隊の意義・そして隊員の方々への感謝、これをしっかり教えたと思います。 

Q11
式典での国旗掲揚・国歌斉唱は当然のことですね。 

その通りです。反対する人々は、わが国の過去の不幸な時代と結びつけたがりますが、それは国旗や国歌の責任ではありません。平和的民主的国家となり反映している日本のシンボルとして、その意義を児童・生徒たちに指導するとともに、式典や学校行事での国旗掲揚。国歌斉唱を推進しています。 

住民監査請求との関わりに関するご質問

Q12たびたび出される住民監査請求とは何か関わりがあるのですか。

 兵教連の活動と住民監査請求とは一切関係ありません。
兵教連の前身、明石市教職員連盟時代は会員としての市民参加を求めましたが、兵教連が県レベルの職員団体となって以来、教職員だけで構成される団体づくりを目指して活動を行い、現在はそれを達成しております。兵教連は職員団体であり、要求要望はすべて正当な手続きを踏んだ団体交渉で行います。県民や市民レベルで行われるオンブズマン活動とは、自ずとその手法はちがいます。
 ただ、兵教連は、教育現場のあり方に関して提出される住民監査請求の内容には一定の理解を示しています。他団体に加盟する教員が、勤務時間に年休手続きもせず、教研集会などに参加することが悪しき慣行として続いてきたからです。現在でも支部執行委員会出席などと称して違法に現場を離れる教員がいると聞きます。このような状況は長年労使の慣行として教育委員会も黙認してきた経緯があり、教育現場に自浄能力が欠如している問題です。他にも義務制学校における主任任命の方法や手当の拠出など、内部に任せていてはどうにもならない違法行為は多くあるようです。県民・市民の立場から言えば、税金がムダに支出されていることになるのですから怒るのも当然です。
  教師の仕事は商品を扱う仕事ではありません。生身の人間を扱っているという点で特殊性があるでしょう。放課後、夜遅くまで家庭訪問を繰り返すこともありますし、勤務時間にやりきれなかった仕事を自宅に持ち込むことも多くあります。また土日の部活動の指導などはほぼボランティアといってよいでしょう。このように、勤務時間について は杓子定規に公私の区別をつけることが出来ない部分もあり、この点は県民・市民によく理解を求める努力が必要だと考えています。このためには教師自身、日頃の勤務に対し、襟を正すべきところは正さねばならないのではないでしょうか。